賢者のリビングルーム

この前、次男(G5・10才)の面談が学校であったんです。 9月から新学年が始まって、初めての面談。 担任のMr. Cotterとゆっくりお話しするのも初めてです。Mr. Cotterは見た目も学者のような、とても知的な印象の人。 でもとても優しい目をしていて、白いあ…

前回の記事でみなさんにいただいた反応など。

前回のブログ記事にたくさんの反響をもらいました。あまりに拡散して自分のコントロール外に行ってしまったので、本当によかったのかって、自問自答してばかりで、正直言って寿命が縮まる思いでした。今朝くらいからようやくスローダウンしてきたようです。…

バンクーバー日本人留学生の事件に思うこと

海外に留学している方、これからされる方、 特に女性のみなさんへ今回の事件、被害に遭われた日本人留学生のNさん行方不明発覚の当初から 情報提供をお願いする手伝いをしていました。 街中でビラを配ったり、オンラインで呼びかけたりしました。そんな中、…

おひさしぶりです。長男くん、小学校卒業しちゃいました。

ものすごく久しぶりの更新です。実に4年ぶり!!えーーー?笑 理由はあれこれあるんですけど、また始めたいと思ったのは、今でもこのブログを読んでくださったり、シェアしてくださる方がたくさんいるのがうれしかったからです。そして、子ども英語学習につ…

あえて言う。「でる単」はやっぱり出ない。

グロービッシュって言葉を数年前に聞いて、数ヶ月前、このブログを始める頃にもいろいろ気になって、それで買った本がこれ。 グロービッシュ実践勉強法この本が想定している読者は、ビジネスシーンで英語を使う必要があり(または必要を感じていて)、でも英…

Who are Special Needs Children?

身体的障害や学習障害などがあって、学校生活に参加するために何らかのサポートを必要としている子どもたちは、英語環境では Special Needsと呼ばれています。政府が実施するアセスメントテストでSpecial Needsの子どもであると判断されると、学校では、その…

小学生男子がはまる本、キャプテンアンダーパンツがおもしろ〜い!

この前、子どもが学校のライブラリーで借りてきておもしろかった本、キャプテンアンダーパンツ。 The Adventures of Captain UnderpantsAmazonで調べたら、日本語版も出てて「パンツマンたんじょうのひみつ」とかいう、何だかアンパンマンの1話みたい…

お台場に負けてない、うちの近所のダイバーシティ。

最近気がついたのですが、うちのとなり近所には英語と日本語の両方を話せる子どもがたくさんいるんです。両親が日本人という家庭はうちを含めて2家族、子ども計5名。 日本語会話レベル:ネイティブお父さんが日本人というお向かいさん、子ども2人。 日本…

子どもの英語との出会いは、ステルスラーニングが一番いいと思う!

最近、ステマって言葉をネット上でよく見かけますね。ステルスマーケティングの略語だそうです。消費者に宣伝と気付かれずに宣伝することを、そう呼ぶらしいです 。例えば、人気のブロガーが特定の商品を第3者を装って好意的にお勧めする、でも本当は企業か…

Earth Day 〜地球の日、学校で習ったお歌♪〜

今日、4月22日はEarth Day〜地球の日〜でした。 みんなで地球のことを考える日、わたしたちが住む星を大切にしよう!という日、ですね。うちの子どもたちも先週から、学校で地球を大切にするための様々なことをテーマにお勉強をしていたみたいです。G3の長…

わたしが日本で子どもに英語を学ばせようと思ったらコレから始めると思う。

最近の英語学習では「コミュニケーションを基本に英語を学ぶ」といったような表現をよく目にします。導入されて1年が経過した小学校外国語活動での英語学習も文字は学ばないとかで、コミュニケーションベースが方針のようですね。親であるわたしたちの世代…

親だから、子どもにとって一番の学習教材ソムリエになれるんです♪

長男の日本語は、カナダに暮らす日本人家庭の8才の子どもとして、なかなかレベルが高いと思います。まわりにいる同じ年くらいの日本人の子は、もうとっくに英語が第一言語に逆転していることが多いです。でも彼は昨年の夏に日本の小学校2年生を1ヶ月体験…

カナダの先生の虎の巻ウェブサイトが英語学習にすごい使える件。

英語学習のエントリー時期でとても大切だと思ったことを話します。キンダーからGrade1(5〜6才)、この頃の長男が学校で学んでいたいわゆるお勉強らしいものは、物の数え方、色や形、長い短い、大きい小さいなどのものの概念、それを発展させた簡単な算数…

UPの発音・・・f(^^;)

先日、寝る前の本の読み聞かせを次男(5才)にしていたときのこと。彼の好きなCurious George(おさるのジョージ英語版)を読んでました。ジョージが大きなカイトにつかまって、空へ空へと飛んでいってしまうシーン。 The wind took the kite up and George…

子どもの話したい気持ちを引き出す Show and Tell のススメ。

カナダの5才児がキンダーガーテンでやっていること、先日の記事では Phonics--Rhyme--Syllable を通じて国語としての英語を学んでいることを書きました。今日は同じく子どもたちがキンダーでやっている、 Show and Tell について紹介します。Show and Tell…

ネイティブでなくっても、親が自分で子どもに教えたい英語表現

あっ!長男が4才でプリスクールに通っていたときに思った、とても大事なことを書き忘れていました。話を5才まで進めたところでしたが、ちょっと時間を戻します。プリスクールに通い始め、英語社会デビューから半年もすると、彼の英語理解力はネイティブの…

How old are you? の答えを言ってみよう!の巻

4才でプリスクールに通い始めて半年くらい、だんだん英語の理解力を身につけてきた長男でしたが、口から出てくる英語は単語のみ。なかなかセンテンスにはなりませんでした。例えば、"How are you?"と聞かれて"Good.""How old are you?"と聞かれて"Four."と…

カナダで5才児が学ぶ、日本人が意外と知らない英語学習の基盤となる3つのこと

さて話は長男(現在8才)がキンダガーテンに入った頃までやってきました。年齢で言うと5才で、ちょうど今の次男と同じです。キンダーガーテンは翌年のエレメンタリー(小学校)で始まるお勉強の準備期間。学校という社会集団に馴染みながら、学習を続けて…

ここからスタート。海外在住日本人の「一人一人ができること」見つけました。

あの震災から一年がたちました。 今日はいつもの子ども英語ネタをお休みして、海外に住む日本人のみなさんに、わたし個人からお伝えしたいことをここに書かせてもらうことにしました。この一年、他の多くの人と同じように、自分に何ができるかを考えてきまし…

共通語として英語を学ぶなら外せないキーワード 「ダイバーシティ」

いよいよ、長男が(ろくに英語もしゃべれないまま)キンダーガーテンに入学します。キンダーガーテンは5才になる子どもたちがエレメンタリー(小学校)に上がる前の一年を過ごす場所です。通常、学区の小学校と同じ敷地内にあります。当時、わたしたちはバ…

将来の英語力にぐ〜んと差がつく「でたらめ英語」:ヒアリング編

前回の記事では、長男(現在8才)が4才で週2回、合計200時間ほどをプリスクールで過ごした結果、英語を話すようにはならなかった。それでも彼は、以下の大切な英語学習のプロセスを経た、という話を書きました。 英語の音に慣れる 英語の発声を学ぶ 聴…

Shame って「恥」って訳す?そりゃ残念だ!!

shame の意味は?と言えば日本人的には「恥」って訳しますよね。【名詞】恥、羞恥心 オンライン辞書Weblioにも、そういった意味しか載ってない。こちらのママ友との会話で、このshameという単語、よく出てくるんです。 例えばこんな感じに。わたし:My son r…

3〜4才児のための厳選サバイバル英会話

前回の記事で、長男が4才になる頃にプリスクールに行き始めて英語社会デビューを果たしたときに、どれだけ少ない英語経験量であったか、を書きました。なので念のため書いておくと、当時の彼は英語を話せませんでした。ぜーんぜん♪彼の世界のほとんどが、家…

英会話レッスンで始めに学ぶのは Hello, My name is... なんかじゃない。

4才の誕生日直前に近所のプリスクールに週2回(午前中の2時間半だけ)に通い始めて、英語社会にプチデビューした当時の長男を振り返ってみます。生まれたときからネイティブ英語環境(=家庭が英語環境)の子どもと比べると、彼の英語学習は遅れることざ…

Dora the Explorer

話すための英語を学ぶ第一歩は、 「自分が話す言葉とは違う言葉があり、その言葉でしかコミュニケーションができない人がいる。」 「1人の人間が2つ以上の言語を話すことがある。」という話を、前の記事で書きました。出来ることなら実際の出会いの中で、…

ネイティブの子どもたちが英語を学ぶプロセス

前回の記事では、日本の子どもの英語学習に疑問を感じるに至った理由を話しました。さらに、日本語オンリーだったわたしの息子たちが、ネイティブの子どもたちが英語を学ぶプロセスをちょっと遅れて始めることで、無理なく英語社会に溶け込んでいっているこ…

Happy わたしの子どもは幸せじゃないの!?

「日本人の英語を考える!」カテゴリー1本目の記事です。 このちょっとチャレンジングなカテゴリーでは、ここが変だよ、日本人の英語!的な視点で日々のエピソードでも紹介しようかと。わたしがカナダで子育てを始めた頃まで戻ります。 うちの長男(8才)…

日本の子どもの英語学習に思うこと。

わたしが日本の子どもたちの英語学習について疑問を持つ大きなきっかけになったのは、あるプロジェクトでリサーチ中に出会ったこちらの記事を読んだことです。第47回 中学生の英語に対する苦手意識と必要感 http://benesse.jp/berd/berd2010/center_report/d…

英語 z 日本語 子どものことば学習について考えるブログ

こんにちは、しのぶです。 カナダのバンクーバー在住、5才と8才の息子の母です。 2人ともカナダのバンクーバー生まれ、わたしがカナダへ来たのは12年近く前です。最近ようやく自分の時間(=子どもが小学校、キンダーにいってる9〜3時)が持てるように…