わたしが日本で子どもに英語を学ばせようと思ったらコレから始めると思う。

最近の英語学習では「コミュニケーションを基本に英語を学ぶ」といったような表現をよく目にします。導入されて1年が経過した小学校外国語活動での英語学習も文字は学ばないとかで、コミュニケーションベースが方針のようですね。

親であるわたしたちの世代にはなかったコンセプトですよね、コミュニケーションベースの英語学習って。「英会話教室」っていうのももちろん存在していましたけれど、それって学校教育の外でのことで、どちらかというと大人が通うものではありませんでしたか?

なので、コミュニケーションベースの英語学習のあり方っていったいどういうことなの?イメージ出来そうで、実は意外とボンヤリしていました。そんなときに知ったのが、児童英検でした。

 ウェブサイト

児童英検は、あの「英検」がやっている子ども向け英語検定です。わたしは英検=使えない英語のイメージがあったのですが(ごめんなさい!)、この児童英検のコンセプトはすごくいいと思います。また、そのコンセプトを子どものことをよく考えて、とても楽しい学習の機会を提供しているように思います。

児童英検が考える「英語を学習する児童」の理想像

  • 英語への親しみや興味・関心を持つ
  • 積極的に英語でコミュニケーションをすることを楽しむ
  • 英語がコミュニケーションの一つの道具になることを認識し、英語を使うことによって世界の人々と交流ができる喜びや楽しさを知る
  • 世界のさまざまな生活や文化への理解や知識、関心を深め、広い視野を持った国際人を目指す

最初にiPhoneアプリ(Bronzeレベルの学習ドリル)をダウンロードして、当時3才の次男にやらせてみました。その時の彼の食いつきの良さったらなかったですよ!まさにゲーム感覚で○をつけていく選択問題を、アプリと対話するように次々とこなしていました。問題の出し方一つをとっても、3才の子どもが理解できるレベル、出来る限り日常のシチュエーションを再現した上で出題する工夫が各所に見られました。

コミュニケーションベースの英語学習とは、こういうものがあるのだなあと知りつつ、子どものモチベーションにつながる好奇心や向上心へのアプローチの工夫に感心したものです。

たとえばお子さんが、まだほとんど英語に触れたことがないというのであれば、Bronze-Silver-Gold とある3つのレベルのうち、Bronze の学習ドリル&ゲームから始められます。対象年齢が3才〜というだけあって、まずは聞き取りベースの単語や挨拶を学ぶところがスタートです。サンプルオンライン問題か、iPhoneアプリ(有料)を試してみて、お子さんの様子を見てはどうでしょう?

もしわたしが日本に住んでいて、子どもに英語を話せる子どもになって欲しいと思ったら、10才になる前までに児童英検のGoldまでをチャレンジさせるんじゃないかな。理由は、子どもが持ってる遊びながら学べる、聞き取る能力がある、っていう特性を存分に活かせると思うから。

逆を言うと、それ以上の年齢の子どもが素直にやっていくには導入レベルの学習方法が単調すぎてつまらなくなってしまうと思います。早いほうが◎!

あと、ウェブサイトを少し見ただけではわかりにくいのですが、この児童英検は「学習+テスト」のセットでサポートしているんです。で、きちんと学習プロセスをこなしていないと、次のレベルに行けないようになっているので、着実に英語力が身につく仕組みになってるんです。それを考えると6ヶ月で7000円代はめちゃくちゃ安いなーと。

わたし回し者ではありませんけど。あまりに感心したもので。
残念なのは、このサービスの全容が見えにくいこと。ただの検定試験ではないんですよ。まずはこの数分のアニメを見ると、一回でとってもわかります。

英語を楽しめる日本の子どもがたくさん増えるといいな〜♪
ではでは。