お台場に負けてない、うちの近所のダイバーシティ。
最近気がついたのですが、うちのとなり近所には英語と日本語の両方を話せる子どもがたくさんいるんです。
両親が日本人という家庭はうちを含めて2家族、子ども計5名。
日本語会話レベル:ネイティブ
お父さんが日本人というお向かいさん、子ども2人。
日本語会話レベル:ネイティブ
学校の選択科目で日本語を履修して、さらに日本の漫画好きなおとなりの韓国人の子2人。
日本語会話レベル:かんたんな日常会話
韓国語:ネイティブ
幼稚園に入る前、昨年までは日本人がベビーシッターをしていたので、日常会話を理解する子が1人。
日本語会話レベル:すごくかんたんな日常会話の聞き取り
多かれ少なかれ日本語がわかる子ども、徒歩1分圏内になんと10名!!もちろん、どの子もネイティブ英語を話します。遊ぶときは英語ですが、日本語を学んでいる子どもたちは、うちの子ども相手に日本語を使いたがったりします。親もそれを喜んでいたり。
Back Street Boys, みんなの裏庭はひとつの遊び場。
あと、子どもたちが庭を行き来して遊んでいる隣の一家はスコットランド出身。でも奥さんの両親の都合で長く香港にいて、子どもたちも香港生まれ。幼稚園までは香港のブリティッシュ系の学校に行ってたけど、数年前にカナダへ移住。スコティッシュ訛りの英語を話す。
まだ知り合ってないけど、イラン人系の一家も住んでいるし(家族の会話はペルシャ語)、出身は知らないけど黒人さんも住んでいる。アジア人はもっといる。みんなそれぞれに英語+家族の言葉。
これがわたしの徒歩1分圏内。何か特別なエリアというわけではないんですよ。移民国カナダに見られる、ごく普通のご近所さんです。最近天気がよくなってきたので、子どもたちがそれぞれの家の裏庭を巡回するように行ったり来たり遊んでいます。
いろんな人が集まって、いろんな言葉が飛び交い、子どもたちはそれを普通のことと思い、当たり前のように言葉を使い分け、新しい言語も興味があれば学ぶ。集まったときの共通言語、それが「英語」。一緒に遊びたい子どもたちにとっては、ただそれだけのことなんです。
次男のクラス。担任の先生はMr.Chan、とーってもおもしろい中国系カナディアンの男の先生です。
多様な個性が個々でありながら混ざり合う、ダイバーシティ。ほんとに素敵です。日本の子どもたちは、大人たちがわざわざ高い高い垣根を作って出られないようにしておきながら「超えろ」と言われているように思えることがあります。子どもたちは互いの庭を行き来するように、こんなに自由に自然に学んでいける力があるのになあ。
英語を楽しく学ぶために必要なこと、これからもいっぱい考えていこう♪