小学生男子がはまる本、キャプテンアンダーパンツがおもしろ〜い!

この前、子どもが学校のライブラリーで借りてきておもしろかった本、キャプテンアンダーパンツ。


The Adventures of Captain Underpants

Amazonで調べたら、日本語版も出てて「パンツマンたんじょうのひみつ」とかいう、何だかアンパンマンの1話みたいなタイトルになってました・・・笑 スペイン語とかも見かけたし、とにかく子どもに大人気の本なのですね。

どのくらい人気かというと、Indigoっていう大きい本屋さんのキッズコーナー入り口には、殿堂入りの子どもの定番人気キャラのイラストが勢ぞろいしているのだけど、日本でもおなじみのトーマス、はらぺこあおむし、おさるのジョージに混ざって、キャプテンアンダーパンツもいつもの白ブリーフ姿で登場しちゃうくらい。笑

  

英語を勉強するときって、その教材の内容がつまらなかったり、自分の年齢には幼すぎて内容に興味が持てなかったりということがよくありますよね。それもそのはず、初歩の英語で表現できることは限られていて、日常の単純な事柄しか表現できないのですから。

その意味で小学校低学年向けのこの本は、表現はとってもシンプルでやさしいものでありつつ、おばかな楽しさがあって、大人のわたしもついつい引き込まれて読んでしまってます。学校にまつわる単語も出てきて、英語育児お母さんも読みたいかも?

先日わたしが実際に読んだのは、シリーズ5作目のこちらなんですけど。


Captain Underpants and the Wrath of the Wicked Wedgie Woman


ジョージとハロルドという、学校の問題児2人組みが授業中に書いたマンガのヒーロー、それがパンツいっちょの正義の味方、キャプテンアンダーパンツなんですね。決してかっこよくない、弱点ありまくりのヒーローなんですけど、ある時からそのヒーローが現実世界に登場するんです。しかも、校長先生にある仕掛けをするとキャプテンアンダーパンツに変身して、空まで飛んでしまうんです。シリーズ5では、定年間近の意地悪な女の先生がウェジーウーマンという悪役に変身して現れ、キャプテンアンダーパンツと対決するなんていう、なんとも小学生男子がよろこびそうな内容でしょ?

本の中身はイラストと少な目の文章、それとジョージとハロルドが描くマンガ(このマンガに含まれるスペルミスがいい感じなんです。)という構成で、チャプターにわかれてストーリーが展開、とにかく一気に読める読みやすさです。ほどよくマンガと小説の中間なので、スラングたっぷりの英語コミックを読むよりは、かえって理解しやすいと思いました。対象年齢は1〜4年生くらい、とのことですが、大人のわたしも(特に男の子2人の母親としては)おもしろくて笑いながら読みました。

長男8才は、クラスで大流行だったようで、友だちと回し読みしていました。次男5才にはわたしが読んであげていたのですが、ストーリーを全部理解できていなくても、絵とたくさんの会話フレーズだけで楽しめるらしく、ゲラゲラ笑ってました。

そうそう、全部わかんなくてもいいんですよねー。英語の本を読んで楽しんだ。その事実が残ることに大きな意味があると思います。英語勉強中の中高生が読むのにいいと思いますし、中学レベルの英語くらいなら大丈夫!と思う親御さんはぜひ、お子さんに読んであげながら楽しんでみてはどうでしょう〜?

ではでは。